Black Sears Vineayrds

2013年5月2日(木)第6回ナパ・ソノマ飲み合宿6日目① 

ナパ>ハウエルマウンテン

 

 合宿6日目というと、通常最終日のはずですが今回は違います。この日も一日ナパ・ヴァレーを右往左往(?)北から南まで大縦断の一日の始まりです。それにしても、この日も朝からカラッカラ(泣)、恐らく35℃くらいになりそうな雰囲気が漂っておりました。

 

 ナパのダウンタウンから、リニューアルしたてのOakvillグロッサリーを経由して、約1時間(前回の衝撃事件はこちら)。

いつもの「見るだけオーパスワン」
いつもの「見るだけオーパスワン」

 我々が向かったのは、このナパ・ヴァレーでも最も高い標高2,400フィート(約730m)の場所にあるブドウ農家兼ワイナリーのBlackSears Vineyards。今回で2度目の訪問になります(前回はこちら)。
 
 11時のお約束。1年ぶりに見るBlackSearsは何一つ変わってない気がしました。クリスとも無事に出会えて(笑)、まずは駆けつけいっぱいのブレンドを。

 

1) Black Sears Red Wine Estate Howell Mountain 2006

    VERY GOOD!

ぷはー。良い~。前回1本しか買わなかったので、改めて頂くと美味しさが朝イチの喉に染みわたりますぅ。

 

カベルネ・ソーヴィニョンとカベルネ・フランを1:1で一緒に発酵させちゃった、結構ギャンブル的ワイン。しかもこれ、前ワインメーカーで現在、ご自身の「リトライ」で活躍するTed Lemonさんの時代のもの。ちょっと感激です。

 

Black Sears RED 2006
Black Sears RED 2006

 東向きの70エーカーの畑に育つ樹齢37年の約1万本近いジンファンデルを横目に、丘の上の超開放的なテイスティングルームへ連れて行ってもらいました(汗)。

 そこでクリスから、「せっかく来てもらったんだけど、ほとんど在庫がない状態なんだ。」と、嬉しい悲鳴状態の発言。1990年代後半には、あのヘレンターリーの弟のワイナリー「ターリー」のジンファンデルの原料農家として、またW&S誌全米ジンファンデル・ランキング1位にも輝いた 『ハウエル・マウンテン・ヴィンヤーズ』の原料元として注目を浴びたBlack Sears Vineyards。

 

 それだけでなく、コチラのワインメーカーは、2010年にFood and Wine magazine’s 2010 winemaker of the yearに選ばれ、ジンファンデルのスペシャリストと呼ばれるThomas Rivers。現在、BlackSearsラベルでは年間600ケースほど(残りは名だたるウィンの原料に)しか、製造せず、売り切れちゃうのも納得です。将来は、5,000ケースには拡大したいと話すクリス。

絶景テイスティング(嬉)
絶景テイスティング(嬉)

 「これ、来年の春リリースする予定なんだけど、ちょうど味見しようと思ってたところだから一緒に。」なーんて嬉しい一言。

2) Black Sears Zinfandel Estate Howell Mountain 2011 Very GOOD!を頂きました。

 リリース前ですからね、我々が世界初かも!しかもオーナーさんとのお味見にお付き合いなんてうひゃうひゃです。

お・来た来た1年ぶり
お・来た来た1年ぶり
大きくなったね。
大きくなったね。
いまなはきHOWELL MOUNTAIN VINEYARDS
いまなはきHOWELL MOUNTAIN VINEYARDS

カリストーガに山越えできるんですって!クリスはチャリで3・4時間かかったとか?おススメしないよ。と(汗)
カリストーガに山越えできるんですって!クリスはチャリで3・4時間かかったとか?おススメしないよ。と(汗)
 前回、植えたばかりと話していたシラーを諦めて、最近グルナッシュを植えたのだとか?「ちょっと、シラーは合わなかったなぁ・・・。」ですって。創業以来数多くの名ワイナリーに原料を供給していたブドウ農家を担うクリスの挑戦は続きます。
 
 「2006年ヴィンテージなら、少しあるけど。」とのことで、それも含めて2本ずつ購入。

Black Sears Red Wine Estate Howell Mountain 2006 $65.00×2本

Black Sears Zinfandel Estate Howell Mountain 2011 $45.00×2本

Black Sears Zinfandel Estate Howell Mountain 2006 $40.00×2本

 を買い付けました。 リリース前のジンファンデル2011は、「2014年春までは待ってね。」と。

実は、この後向かうはずだったワイナリーさんがわけありでドタキャン。夕方まで完全にフリーになってしまったのです。
 
で、CimarossaのLisaに教えてもらったワイナリーに問い合わせたらOKとのこと。でも、それまでに時間があるのでもう1軒行くことに。 
 
そうなるとね、あのワイナリーしかありません。

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