2010年の年末に実施した第4回ナパ・ソノマ飲み合宿で買い付けてきた100%ナパの山カベです。我々をナパに導いたBeau Vigneのフラッグシップ的ワイン。名前のCULTからも容易に想像がつくように、まさにカルトワインになるべく仕込まれた1本(のはず。。。)
だからこそ、我々高温多湿の日本の夏を自然な形で二度も経験させてみました。
その結果は、まさに驚きと圧巻のクォリティー!素晴らしい熟成を見せてくれ、山カベのもつパワフル感・果実感・凝縮感などなどすべて兼ね備えた上に、全体的にまろやかさも広がるぅ!
もうね、これは原料のぶどうの質と丁寧な仕事がなければ不可能だと思います。だって、ほんとに自然な保存状態だったのですから!やはりポテンシャルの高いワインって、逞しいのですね。ほんと感動してしまいました。
あのロバート・パーカー氏自らのレビューで、92ポイントと、珍しく我々と意見が合いました(汗)。
ただ残念なことに、このヴィンテージを最後に、スタート以来ワイン造りを担っていたワインメーカーのDave Phinney氏が、Beau Vigneを去ってしまいました。ちょっとね・・・ショック大でしたね、我々にとっては・・・。ま、そんな話で盛り上がりながら飲み干しました。生産量わずか400ケースでもちろんSold Out、市場にはほぼ流通していないので、2008 CULTには、二度と会えないかもしれないです(泣)。さみしですけど・・・でも!本当に良いワインでした~。
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Mr.X :★★★★★
アオキ:★★★★★
<データ>
生産者 :Beau Vigne 【訪問記】
ワイン名 : Cabernet Sauvignon
収穫年 :2008
生産地 :Napa Valley
ブドウ畑 : Estate
ブドウ品種:100% Cabernet Sauvignon
アルコール:15%
価 格 :$75
生産量:400cs
Aged 22 months in mostley French Oak