SF Chronicle TOP Wines of 2013の備忘録

昨年12月に発表されたSan Francisco ChronicleによるTOP Wines of 2013の中から気になるワイナリーを抽出&調査してみました!

 

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【CABERNET and MERLOT部門】より

Favia Erickson Winegrowers

初めて出会ったワイナリーですが、驚いたことに既に中川さんが輸入されていました。それもそのはず、こちらは、かつて、スクリーミングイーグルで醸造と栽培を担当していたご夫婦(Annie Favia and Andy Erickson)によるワイナリーなのだそうです。Coombsvilleの北側、モンティチェロ・ロードとハーゲン・ロードのちょうど真ん中あたりにあるのですが、残念ながら通常非公開(泣)。選ばれたワインは、我々の大好きなCoombsVilleにある自家畑のカベルネフランとCabernet Sauvignonのブレンド 「Favia Cerro Sur Napa Valley Red 2010($145)」でした。

 

Robert Sinskey Vineyards

ん?どこかで聞いたことあるなーと、よくよく考えてみたら、Stag’s Leap Districtにあるワイナリーでした(汗)。場所はSilverado Trail沿いのShaferを通り過ぎた右側、Yountville Cross Rd.との交差点のちょっと手前って感じ。今まで「スタッグス・リープにあるのに、あえてピノ・ノワールが強い!」という情報もあり、恐らく目の前を何度も通っているのですが、スルーしておりました。Vineyard to Vintnerにも参加してくれていないし・・・(NVVにも未登録)。でも、今回選ばれたのワインは、メルロ―とカベルネ・フランにちょこっとカベルネ・ソーヴィニョンをプラスした「Robert Sinskey POV Napa Red 2009($38)」。ピノ・ノワール以外の赤も充実していますが、カーネロス産のブドウが多い、気がします。日本ではエノテカさんが取り扱っているほど知名度の高いワイナリー!嬉しいことに、ワイナリー訪問可!しかもアポなしOK!検討しましょう!

 

Stony Hill Vineyard

むふ。ちょっと見つけちゃった的ワイナリーかも!白専門の老舗ワイナリーが放つ2nd VintageのCabernet Sauvignonが選出されました!「Stony Hill Vineyards Cabernet Sauvignon Napa Valley 2010($60)」Napa Valleyを謳っていますが、おそらくEstateの山カベのはず!要アポですが訪問可です!これはワイナリー訪問する価値ありでしょう!

 

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【ローヌスタイル部門】より 

Matthiasson Wines

前回はシャルドネで選出された白のスペシャリストSteve Matthiassonさんが、意外にもメルローで選出されました「Matthiasson Red Hen Napa Valley Merlot 2010($80)」。残念ながら非公開なので訪問不可。(関連記事

 

Purlieu Wines

前述のSteve Matthiassonさんがヴィンヤードマネジャーを務めている、初めましてのワイナリー。住所は以前Frazier Wineryがあった場所!そう!Coombsvilleです。とにかく新しくできたワイナリーのようで、1st リリースが2012年との情報もあり!今回選出された「Purlieu Le Pich Napa Valley Cabernet Sanvignon 2010($45)」もCoombsvilleにある畑のブドウが使われているようです!ただ、残念ながらこちらも非公開。

 

それから、ブドウ畑の名前でピンときました!

「Enfield Wine Co. Syrah Haynes Vineyard Coombsville 2011($36)」

我々が第5回ナパ・ソノマ飲み合宿最後の最後に訪問したワイナリーTulocayで頂いた驚愕のシャルドネの原料供給元がHaynes Vineyardでした~。あまりのお味に畑の名前まで覚えておりました。Haynes Vineyardさんは、シラーも供給していたのですね!ちなみに生産者のEnfied Wine Co.さんですが、とりあえずわかったのがSFクロニクルが選ぶ2014年の<注目ワインメーカー>に選ばれたJohn Lockwodさん自身によるワインレーベルということ。当然のことながら訪問は不可。但し、オンライン購入するとセントヘレナにあるオフィス?倉庫?で引き取れるらしい。その時彼に出会えるのかも?かなりユニークな作り手さんでもあるようでした。

Refer to

http://www.sfgate.com/wine/article/Winemaker-to-Watch-Enfield-s-John-Lockwood-5174132.php

 

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【ジンファンデルとその他部門】より

Lagier Meredith Vineyard

初めましてのワイナリーかと思いきや、既に2年前にチェック済でした(あは)。その頃はシラー専門だったのですが、現在では品種も増え、今回はジンファンデル主体の「Lagier MEredith Tribidrag Red Wine Mount Veeder 2011($45)」が選ばれました。年間生産量1000ケース以下のワイナリーですから、もちろん通常非公開(泣)。残念!但し、既に日本に流通しおりました!さすが柳屋さんです↓

●[RP94点] ラジエール メレディス シラー "マウントヴィーダー" ナパ・ヴァレー [2007]

 

以上、7軒のワイナリーをピックアップしてみました!


このSF Chronicleの年間TOP100ワインは、WSやWEと異なり、西海岸の産ワインに特化してくれていることが、新たなワイナリー訪問先を探すには便利なんですよね~。

詳細は、http://www.sfgate.com/wine/article/Top-100-Wines-of-2013-5023413.phpまで

 

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コメント: 1
  • #1

    Kiyoshi Iwai (金曜日, 21 3月 2014 08:58)

    ナパがお好きなんですね。
    私もです。